松戸演劇鑑賞会

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第169回例会

「治天ノ君」

劇団チョコレートケーキ 公演

作:古川健

演出:日澤雄介

出演:西尾友樹・松本紀保・岡本篤・浅井伸治 他
    

2019年8月4日(日)

午後6時30分開演

松戸市民会館




〜今や語られることのない、忘れられた天皇の、その人生、その愛とは?〜
 大正ロマンという言葉に表されるように穏やかな大正天皇は、厳格な父・明治天皇の影を意識せざるを得ない周りからのプレ
 シャーを感じながらも、自らの信念を貫こうとしていました。しかし、病気のために十分な施政ができないまま、周囲の画策
 により退位を迫られます。強い天皇として祖父・明治天皇を尊敬している当時の皇太子を摂政として、昭和の時代へと向かっ
 ていきます。天皇を一人の人間として、その心の葛藤を観ることができ、皇后の語りで進められるこの作品は、夫婦の愛も感
 じさせ、ヒューマンドラマとしても完成度の高い作品です。




第170回例会

「アルジャーノンに花束を」

劇団昴 公演

原作:ダニエル・キイス

脚色・演出:菊地准

出演:町屋圭祐・槇乃萌美・宮本充・金子由之 他
    

2019年10月14日(月・祝)

午後4時開演

松戸市民会館




〜手術によって天才を作るという、約50年前に書かれた小説が、今の私たちには迫りくる脅威に思える〜
 主人公チャーリーは32歳だが、知的年齢は6歳のまま。パン屋で働きながら、「賢くなるために」知的障がいセンターに通っ
 ていました。一方、ピークマン大学のストラウス博士とニーマー教授らは、外科手術で人工的に知能を上げる研究をしており
 ねずみの「アルジャーノン」を天才にする実験に成功していました。そこで、ストラウス博士らは、知的障がい者のチャーリ
 −に手術を受けることを勧め、「ぼくもアルジャーノンのように賢くなりたい」とチャーリーは人体実験の「第1号」となっ
 たのです。夢にまで見た人生。そして直面する現実。その果てにチャーリーを待っていたものは…






第171回例会

「法廷外裁判」

劇団NLT 公演

原作:ヘンリィ・セシル

脚色・演出:池田政之

出演:川端槇二・木村有里・永田博丈・加納健次 他
    

2019年12月21日(土)

午後4時開演

松戸市民会館




〜コメディだがドタバタではない。完全な台詞劇の緊張とコメディの余裕。相反する要素が一つの芝居に同居する傑作〜
 大富豪が殺された。容疑者はライバル会社のロンズデイル。彼は仕組まれた偽証によって有罪にされたと無罪を主張する。何
 度も再審を要求するも受け入れられなかったため、有り余る金を使い刑務所を脱獄した。そして、彼が現れたのは終身刑を言
 い渡した高名な判事サー・ジョージ・ハリディの邸宅。ここに被害者夫人や裁判で証人になった人たちを巧妙に集め、無罪を
 勝ち取るために前代未聞の「法廷外裁判」の開廷を宣言する。ロンズデイルは自分の弁護を当の判事の息子に依頼する。図ら
 ずも親子対決となる判事と息子。集められた奇妙な証人たちの証言を覆すことはできるのか…